シアリスの副作用について

シアリスは2003年にアメリカのイーライリリー・アンド・カンパニーから発売され、2007年に日本で認可された効果が24時間以上続くED治療薬となっています。そして副作用についても、吸収がじんわり行われるため、急激に症状が出るわけではなく、じっくりと頭痛や胸焼けなどの副作用が体に出てくることになります。

シアリスを服用した際に出る副作用については、以下のものが挙げられます。

比較的出やすい副作用には、頭痛やほてり、消化不良などがあります。頭痛は、脳の血管が拡がって痛む「片頭痛」 、頭の周りの筋肉が緊張して痛む「緊張型頭痛」が挙げられます。シアリスには血管を広げ、血流を良くする作用があります。そのことからシアリスを服用することで起こる頭痛は「片頭痛」だと考えられます。脳の血管が拡張することで、脳神経のなかで一番太い「三叉神経」が刺激されます。この刺激が「片頭痛」につながるのです。

臨床試験では背痛や筋肉痛も確認されていて、こういった症状もよくみられます。めまいや鼻水、鼻づまり、下痢などが起こることもあります。稀に起こる副作用としては、視覚への影響があげられます。眼痛や結膜炎など目そのものに関するもののほか、物が青く見えたり青と緑の区別がつきにくくなったりといった色覚異常を訴えるケースもあります。

国内データ
承認時までに、国内用量反応試験において本剤5mg~20mg群に割り付けられた総症例257例中70例(27.2%)に副作用が認められた。
主な副作用は頭痛29例(11.3%)、潮紅13例(5.1%)、ほてり9例(3.5%)、消化不良6例(2.3%)等であった

外国データ
外国で実施されたプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験(13試験)において、本剤2.5mg~20mg群に割り付けられた総症例2,047例中599例(29.3%)に副作用が認められた。
主な副作用は頭痛258例(12.6%)、消化不良139例(6.8%)、背部痛63例(3.1%)、筋痛57例(2.8%)、潮紅51例(2.5%)、鼻閉35例(1.7%)、四肢痛34例(1.7%)等であった。